「call」の過去形・過去分詞・ing系はcalled?読み方や例文・発音(カタカナも)は【現在完了の使い方等も】
英語のcallは「電話をかける」だけでなく、「呼ぶ」「名付ける」「開催する」「判断する」など幅広い意味を持つ基本動詞です。
使用頻度が高いからこそ、過去形called、過去分詞called、現在分詞callingの形や発音を正確に理解しておくと、会話と英作文の両方で役立つでしょう。
とくにcalledの読み方は、語尾のedを独立した音として読むのか迷いやすいポイントです。
この記事では活用形、発音、例文、現在完了の使い方まで、callを実際に使える形で丁寧に整理します。
callの活用形と基本的な結論

それではまずcallの活用形と、最初に押さえたい結論について解説していきます。
過去形と過去分詞はcalled
callは規則動詞なので、過去形と過去分詞はどちらもcalledになります。
原形にedを付けるだけのシンプルな変化であり、不規則動詞のように形を暗記し分ける必要はありません。
ただし、過去形と過去分詞は同じcalledでも、文の中で担う役割が異なります。
過去形は「昨日電話した」のように、過去に終わった行動を述べるときに使います。
過去分詞はhaveやhasと組み合わせて現在完了にしたり、be動詞と組み合わせて受け身にしたりする形です。
callの過去形と過去分詞はどちらもcalledです。
違いはスペルではなく、前に置かれる助動詞やbe動詞、文全体の意味によって判断します。
ing形はcalling
callのing形はcalledではなく、callingです。
最後のlを重ねてingを付けるため、call+ingではなくcall+l+ingという形になります。
これは一音節の語で、短母音のあとに子音字が来る場合に子音を重ねるという英語のつづりの基本ルールに沿ったものです。
現在進行形のI am calling my friend.は「私は友人に電話をかけているところです」という意味になります。
callingは動名詞としても使え、Calling customers after business hours can be difficult.のように、電話をかける行為そのものを表せます。
活用表で確認する形
callの全体像を一度表で確認すると、文法問題でも会話でも迷いにくくなります。
| 文法上の名称 | 英語の形 | カタカナの目安 | 主な使い方 |
|---|---|---|---|
| 原形 | call | コール | 電話をかける、呼ぶ |
| 三人称単数現在 | calls | コールズ | He calls me. |
| 過去形 | called | コールド | 過去の出来事 |
| 過去分詞 | called | コールド | 現在完了、受け身 |
| 現在分詞 | calling | コーリング | 進行形、動名詞 |
表のとおり、特に注意したいのはcalledとcallingのつづりです。
過去形と過去分詞にはedを加え、ing形ではlを重ねるという対比を意識すると記憶に残りやすいでしょう。
calledの読み方と発音のポイント
続いてはcalledの読み方と発音のポイントを確認していきます。
calledはコールドに近い発音
calledの発音記号は一般に[kɔːld]です。
カタカナではコールドに近いものの、日本語の「コールド」をそのまま伸ばす感覚とは少し異なります。
callの母音は口をやや丸め、舌を奥に置くようにして「コー」に近い音を出します。
その後にlの音を添え、最後はdで軽く止めるイメージです。
英語のlは日本語のラ行よりも、舌先を上の前歯の付け根付近に当てる意識を持つと近づきます。
edをイドと読まない理由
calledのedは「イド」とは読みません。
edの発音にはt、d、idの三つの代表的なパターンがありますが、callの最後の音はlなので、edはdの音になります。
そのため、callとedを分けて「コール・イド」と発音するのではなく、全体をなめらかにつなげて発音します。
callはコール、calledはコールド、callingはコーリングという発音の目安です。
calledの最後は「ド」を強く独立させず、短く添えると自然に聞こえます。
音読で覚える短い例文
発音は単語だけで練習するより、短い文に入れて口に出すほうが定着しやすいです。
I called you last night.は「アイ コールド ユー ラスト ナイト」のように発音します。
She called her mother.なら「シー コールド ハー マザー」です。
calledの直後にyouやherが続くときも、単語ごとに区切りすぎず、流れを止めないことが大切です。
発音を録音して聞き返すと、lとdが落ちていないか確認できます。
過去形calledの使い方と例文
続いては過去形calledの使い方と例文を確認していきます。
電話をかけたことを表す用法
callのもっとも基本的な意味は「電話をかける」です。
過去の特定の時点に電話をしたなら、calledを使います。
last night、yesterday、two hours agoのような過去を示す語と一緒に使われることが多いでしょう。
I called the hotel yesterday.
私は昨日そのホテルに電話をかけました。
We called the customer after lunch.
私たちは昼食後に顧客へ電話をかけました。
相手に電話をかけた場合はcall+人の形が基本です。
日本語の感覚でcall to my friendとしたくなるかもしれませんが、電話の意味では通常call my friendと表現します。
call+人を一つのまとまりとして覚えると、前置詞の誤りを防げます。
人を呼んだことを表す用法
callは声をかける、呼び寄せるという意味でも使われます。
The teacher called the students into the room.は、先生が生徒たちを部屋へ呼び入れたという意味です。
She called my name from the hallway.なら、彼女は廊下から私の名前を呼びましたとなります。
電話ではなく声で呼ぶ場面でもcalledが使えるため、前後の名詞や状況から意味を判断しましょう。
call outは大きな声で呼ぶ、call forは必要とする、求めるという意味になることもあります。
名前や呼び名を付けたことを表す用法
call A Bは「AをBと呼ぶ」「AをBと名付ける」という重要表現です。
They called their dog Max.は、彼らは犬をマックスと名付けたという意味になります。
People called her a genius.では、人々は彼女を天才と呼びましたというニュアンスです。
この形ではAとBの間にbe動詞があるような関係を考えると理解しやすいでしょう。
Her friends called her Emi.は、彼女の友人たちは彼女をエミと呼んだという自然な表現です。
過去分詞calledと現在完了の使い方
続いては過去分詞calledと現在完了の使い方を確認していきます。
have calledとhas calledの基本
現在完了ではhaveまたはhasのあとに過去分詞calledを置きます。
I have called him.は「私は彼に電話をかけました」という意味ですが、単なる過去の報告よりも、今に関係する結果や経験を含む表現です。
主語がhe、she、itならhas calledを使います。
She has called three times today.は、彼女は今日三回電話をかけていますという意味になります。
過去形I called him.は、過去のいつ電話したかを述べる表現です。
現在完了I have called him.は、電話したという事実が今の状況にもつながる表現です。
経験と完了でのcalled
現在完了のcalledは、経験、完了、継続、結果という考え方の中で理解できます。
Have you ever called a radio show?は、ラジオ番組に電話をかけたことはありますかという経験を尋ねる文です。
I have already called the support center.は、すでにサポートセンターへ電話をかけたという完了を表します。
already、just、yet、ever、neverなどの語は、現在完了とともに使われる代表的な副詞です。
ただし、yesterdayやlast weekのように終わった過去の時点を明示する語は、基本的に現在完了とは組み合わせません。
| 英文 | 文法 | 意味の焦点 |
|---|---|---|
| I called him yesterday. | 過去形 | 昨日という過去の行動 |
| I have called him. | 現在完了 | 電話済みという現在への関係 |
| She has already called. | 現在完了 | すでに電話した完了 |
| Have you called her yet? | 現在完了 | まだ電話していないかの確認 |
受け身で使うcalled
calledはbe動詞と組み合わせると、受け身や状態を表すこともあります。
This device is called a smart meter.は、この装置はスマートメーターと呼ばれていますという意味です。
That event was called off.は、そのイベントは中止されたという意味になります。
call offは中止するという句動詞で、受け身ではwas called offの形になる点が特徴です。
be calledは「呼ばれている」「という名称である」という意味で非常によく使われるため、セットで覚えておくと便利です。
callingの使い方とよくある間違い
続いてはcallingの使い方とよくある間違いを確認していきます。
現在進行形でのcalling
be動詞+callingで、今まさに電話をかけている最中であることを表せます。
I am calling about your reservation.は、予約について電話していますという意味です。
英語の電話では、何の用件で電話しているのかをabout以下で示す言い方がよく使われます。
He is calling the doctor now.なら、彼は今医師に電話をかけていますとなります。
am calling、is calling、are callingは主語に合わせて使い分けましょう。
動名詞としてのcalling
callingは動名詞になり、「電話をかけること」「呼ぶこと」という行為そのものを表します。
Calling customers without preparation may cause confusion.は、準備なしに顧客へ電話をかけることは混乱を招くかもしれませんという意味です。
動名詞は主語にも目的語にもなります。
I enjoy calling my grandparents.は、私は祖父母に電話をかけることを楽しんでいますという文です。
enjoyのあとにはto callではなくcallingを置くことが多い点も、あわせて確認しておきましょう。
calledとcallingを混同しないコツ
calledは過去に起きたことや、完了したことを示す形です。
callingは進行中の動作や、行為を名詞のように扱う形になります。
He called me.とHe is calling me.を比べると、前者は彼が私に電話をかけた、後者は彼が私に電話をかけているところだという違いです。
過去の電話ならcalledを使います。
今電話している最中ならbe動詞+callingを使います。
電話をかけること自体を話題にするならcallingを使います。
つづりを見分ける際は、calledはed、callingはll+ingと声に出して確認すると効果的です。
callの活用と発音のまとめ
ここまでの内容をまとめます。
callの過去形と過去分詞はcalledで、発音は「コールド」に近い音です。
calledのedはイドではなくdとして発音するため、語尾を短くつなげることがポイントになります。
ing形はcallingであり、lを重ねるつづりを正しく覚えましょう。
過去形のcalledは、yesterdayやlast nightなどとともに過去の行動を表します。
過去分詞calledはhave calledやhas calledの形で現在完了に使われ、経験、完了、結果などを表現できます。
be calledは「呼ばれている」「という名である」、be callingは「電話をかけているところ」という意味です。
call、called、callingを文の中で使い分けることが、自然な英語への近道でしょう。
callの活用はcall、called、called、callingです。
形だけを覚えるのではなく、電話する、呼ぶ、名付けるという複数の意味と例文を結び付けると、会話でも英作文でも使いやすくなります。