英語

「still」の意味・例文・ビジネスでの使い方・読み方(カタカナの発音も)・スラング・言い換えは?【still nessやstill watersやstill with you等】

stillの基本的な意味と読み方
当サイトでは記事内に広告を含みます
いつも記事を読んでいただきありがとうございます!!! これからもお役に立てる各情報を発信していきますので、今後ともよろしくお願いします(^^)/

「still」の意味・例文・ビジネスでの使い方・読み方(カタカナの発音も)・スラング・言い換えは?【still nessやstill watersやstill with you等】

英語のstillは、学校英語で習う基本語でありながら、会話、メール、歌詞、ニュースなどで幅広く使われる単語です。

「まだ」と覚えている人も多いでしょう。

しかし、文脈によっては「それでも」「静かな」「じっとしている」といった異なる意味になり、品詞も副詞、形容詞、名詞、動詞へ変わります。

本記事では読み方、例文、ビジネスメールでの自然な表現、still watersやstill with youといったフレーズ、言い換えまでを整理します。

stillの基本的な意味と読み方

stillの基本的な意味と読み方

それではまずstillの基本的な意味と読み方について解説していきます。

副詞としてのまだと今でも

副詞のstillは、ある状態や行動が過去から現在まで継続していることを表す語です。

もっとも基本的な訳は「まだ」「今でも」ですが、日本語では前後の流れによって自然な言い回しを選ぶ必要があります。

I still live in Tokyo.

私は今でも東京に住んでいます。

この文では、以前から東京に住んでおり、その状態が現在も続いているという含みがあります。

stillは一般に助動詞の後ろ、一般動詞の前に置かれます。

be動詞の場合はbe動詞の後ろに置く形が基本です。

英文 自然な日本語 継続している内容
She still works here. 彼女はまだここで働いています。 勤務している状態
We are still waiting. 私たちはまだ待っています。 待機している状態
Do you still need it? あなたはまだそれが必要ですか。 必要である状態
I still remember it. 私は今でもそれを覚えています。 記憶している状態

stillは継続を示す副詞と押さえると、多くの文を理解しやすくなります。

逆接を表すそれでもとそれにもかかわらず

stillは文頭に置かれると、「それでも」「それにもかかわらず」という逆接の意味を持つことがあります。

前の内容に不利な事情や予想外の事実があっても、後ろの事実は変わらないという関係です。

The task was difficult. Still, we completed it on time.

その作業は難しかったです。

それでも、私たちは期限どおりに完了しました。

ビジネス文書ではHoweverやNeverthelessが使われる場面もありますが、stillは少し簡潔で柔らかい印象を作れます。

ただし、文頭のStillの後ろにはカンマを置く書き方がよく見られます。

口頭では短く区切って発音されるため、話の方向を切り替える合図としても役立つでしょう。

発音とカタカナ表記

stillの発音記号は /stɪl/ です。

カタカナではスティルと表記されることが多いものの、実際には「ス」と「ティ」の間を切り離しすぎないことがポイントです。

舌先を上の歯茎付近に寄せるtの音から、短いイの音へ滑らかにつなげます。

最後のlは、日本語の「ル」を強く加えず、舌先を上げたまま息を止めるようにすると英語らしく聞こえます。

stillは「スティール」と長く発音しません。

母音は短いイの音であり、steelとは発音も意味も別の単語です。

stillの例文と語順のポイント

続いてはstillの例文と語順のポイントを確認していきます。

肯定文で使うstill

肯定文のstillは、継続を淡々と伝えるときに便利です。

相手が「もう終わったのでは」と考えていそうな場面で使うと、現在も続いている事実がはっきり伝わります。

Our team is still reviewing the proposal.

私たちのチームは、現在も提案書を確認中です。

The system still has a few issues.

そのシステムには、まだいくつかの問題があります。

stillは、単なる時間表現ではありません。

過去とのつながりを含むため、nowと一緒に使う際には意味の重なりを確認するとよいでしょう。

たとえばWe are still working on it now.は文法的に誤りではないものの、通常はWe are still working on it.だけで十分です。

疑問文と否定文でのstill

疑問文のstillは、「以前と変わらず今もそうですか」という確認に向いています。

相手の事情に配慮した質問にも使えますが、状況によっては催促のように聞こえるため注意が必要です。

表現 意味 使う場面
Are you still interested? まだ興味はありますか。 応募や提案の意思確認
Do you still have the file? まだそのファイルをお持ちですか。 資料の所在確認
I still have not received it. 私はまだ受け取っていません。 未着の報告
We still cannot access the page. 私たちは依然としてページにアクセスできません。 障害の共有

否定文ではnot yetもよく使われます。

I have not received it yet.は「まだ受け取っていません」という中立的な表現です。

I still have not received it.は、待っている期間や困っている状況をやや強く伝える響きがあります。

alreadyとyetとの違い

still、already、yetはいずれも時間に関係する副詞ですが、視点が異なります。

stillは状態の継続、alreadyは予想より早い完了や既に起きた事実、yetは未完了または期待される完了を示します。

単語 中心となる感覚 例文
still 以前から今まで続いている She is still busy.
already すでに完了している She has already left.
yet まだ完了していない She has not left yet.

「まだ忙しい」はShe is still busy.です。

一方でShe is not busy yet.は「彼女はまだ忙しくなっていない」という別の意味になるため、混同しないようにしましょう。

stillは継続、yetは未到達、alreadyは完了という軸で比べると、英作文で選びやすくなります。

ビジネスメールにおけるstillの使い方

続いてはビジネスメールにおけるstillの使い方を確認していきます。

進捗確認で使う表現

プロジェクトの進捗、承認、納品、問い合わせへの返答などでは、stillを使って現在の状況を確認できます。

ただし、相手が遅れていることを直接指摘するような書き方は避け、クッション表現を添えるのが無難です。

Could you please let us know if you are still planning to attend?

引き続きご参加の予定があるか、お知らせいただけますでしょうか。

We would appreciate an update if the issue is still occurring.

問題が現在も発生している場合は、状況をご共有いただけますと幸いです。

stillを入れることで、以前から話題になっている案件だと示せます。

初めて尋ねる内容には、無理にstillを加えないほうが自然でしょう。

未対応や遅延を伝える表現

自社側の対応が継続中であることを伝えるなら、We are still working on it.が実用的です。

短い表現ですが、対応を放置していないことを示せるため、顧客対応でも頻繁に使われます。

より丁寧にするなら、現在の対応内容や次回連絡の予定を続けて書くと安心感につながります。

英文 用途 日本語のニュアンス
We are still investigating the matter. 調査継続 現在も確認を進めています。
The payment is still being processed. 処理状況 支払いは現在処理中です。
We are still awaiting your approval. 承認待ち ご承認をお待ちしています。
The issue still remains unresolved. 問題報告 問題はまだ解決していません。

still awaitingは、待っている事実を丁寧に示せる定番表現です。

一方で、何度も同じ相手に送る場合は圧力を感じさせることがあります。

Could you kindly advise on the status?のような質問と使い分けると、文章の印象を整えられます。

依頼や提案での注意点

Are you still available?は、相手が現在も対応可能かをたずねる便利な一文です。

会議の日程や仕事の依頼で使えますが、期限が近い場合は具体的な日時を添えましょう。

Would you still be able to join the meeting on Friday?のようにwouldを使うと、やわらかな依頼になります。

ビジネスでstillを使うときは、相手の遅れを責めるためではなく、継続している案件の状態を共有するために使う意識が大切です。

メールの結びでは、We look forward to hearing from you.を添えると、未回答の話題を自然に締められます。

stillだけに頼らず、期限、次の行動、担当者を明確にすることも重要です。

stillの形容詞と名詞としての意味

続いてはstillの形容詞と名詞としての意味を確認していきます。

静かなと動かないの意味

形容詞のstillには「静かな」「動かない」「じっとした」という意味があります。

副詞のstillとは役割が異なるため、後ろに置かれる名詞を見て判断しましょう。

Please keep still during the examination.

検査中はじっとしていてください。

The water was completely still.

水面は完全に静かでした。

keep stillは「動かないでいる」という意味で、写真撮影、医療、子どもへの声かけなどで使われます。

calmと似ていますが、calmは人の感情や雰囲気の穏やかさにも使える点が違います。

stillは動きがない状態に焦点を当てる語です。

still watersの意味

still watersは、直訳すると「静かな水面」や「よどんだ水」です。

湖、池、川の流れがほとんどない場所を表すほか、比喩的な表現にもつながります。

よく知られることわざにStill waters run deep.があります。

これは「静かな水は深く流れる」という直訳から、口数が少なく落ち着いて見える人ほど、深い考えや能力を持っていることがあるという意味で使われます。

表現 直訳 実際の意味
still waters 静かな水 波や流れが少ない水面
Still waters run deep. 静かな水は深く流れる 寡黙な人は考えが深いことがある
still water 炭酸のない水 ミネラルウォーターの区分

飲料のstill waterは、sparkling waterに対する語です。

炭酸水ではない普通の水を注文したいときに役立ちます。

写真と映像におけるstill

名詞のstillは、映画や動画から切り出した静止画像を指します。

still image、film still、publicity stillなどの形で使われます。

動画に対する「静止画」と考えると理解しやすいでしょう。

たとえばPlease send us a still from the video.は「動画から静止画を一枚送ってください」という意味です。

商品紹介や広告制作では、videoとstillsを区別して素材を管理する場面があります。

副詞のstillと混同しないためには、冠詞aや複数形stillsの有無を確認するとよいでしょう。

stillを含むフレーズとスラング表現

続いてはstillを含むフレーズとスラング表現を確認していきます。

still with youとstill together

still with youは、文脈によって「今もあなたと一緒にいる」「話についていけている」「今もあなたを支えている」という意味になります。

恋愛の歌詞では、離れていても気持ちが変わらないというニュアンスで使われることが多い表現です。

会議や説明の途中でAre you still with me?と言えば、「ここまで大丈夫ですか」「話についてきていますか」という確認になります。

Are you still with me?

ここまでついてきていますか。

I am still with you on this project.

私はこのプロジェクトで今もあなたを支えています。

still togetherは、恋人、家族、チームなどが今も関係を続けていることを表します。

We are still together.は「私たちは今も付き合っています」という意味にも、「私たちは今も一緒にいます」という物理的な意味にもなります。

stillnessとstill nessの違い

stillnessは「静けさ」「静止」「動きのない状態」を意味する名詞です。

つづりはstillnessであり、still nessと二つに分けて書くのは通常の英単語としては誤りです。

stillに接尾辞nessがついた形で、文学、瞑想、自然描写などでよく見かけます。

The stillness of the room was calming.は「部屋の静けさが心を落ち着かせた」という意味です。

quietも静けさを表しますが、stillnessには空気や物体が動いていない感覚が含まれます。

風のない夜、誰も話さない部屋、動きを止めた瞬間などを描くときに合う単語です。

スラングや口語におけるstill

口語のstillは、前の話を受けて「とはいえ」「でもやっぱり」と軽く気持ちを足す働きをします。

That is expensive, but I still want it.は「高いけれど、それでも欲しい」という自然な会話表現です。

また、文末のthoughと組み合わせると、断定を和らげられます。

I do not agree. I still understand your point, though.は「賛成ではないけれど、あなたの言いたいことは分かります」というニュアンスです。

stillは単独で強いスラングになる語ではありません。

会話では、継続や逆接を短く補う日常的な語として使われる点が特徴です。

なお、stillが酒の蒸留器を意味する場合もあります。

この意味は一般的な会話では頻度が高くありませんが、whiskey stillのように製造や蒸留酒の文脈で登場します。

stillの言い換えと使い分け

続いてはstillの言い換えと使い分けを確認していきます。

継続を表す言い換え

stillの言い換えは、伝えたい継続の度合いや文章の硬さによって選びます。

yetは否定文や疑問文でよく使われ、continueは行為が続くことを明示したいときに便利です。

表現 使い換えの目安 例
continue to 行動が続くことを明確にする We continue to improve the service.
remain 状態が変わらないことを示す The issue remains open.
ongoing 進行中の案件を名詞の前で修飾する an ongoing discussion
as before 以前と同じ状態を示す The schedule is the same as before.

We are still discussing it.をWe are continuing the discussion.と言い換えることはできます。

ただし、前者は会話的で自然、後者はやや説明的な響きになります。

stillは短く自然な継続表現として使いやすい語です。

逆接を表す言い換え

文頭のStillは、however、nevertheless、nonetheless、even soなどに言い換えられます。

それぞれの語には文章の硬さや逆接の強さに違いがあります。

表現 印象 向いている場面
Still 簡潔で自然 会話、一般的な文章
However 標準的で論理的 メール、報告書
Nevertheless 強い逆接でやや硬め 論説、正式な文書
Even so 話し言葉に近い 会話、説明文

文章のつながりを重視する報告書ではHoweverが便利でしょう。

一方で、短い説明文に硬い接続副詞を何度も使うと不自然になるため、Stillも適度に取り入れると読みやすくなります。

日本語から英語へ直す際の判断

日本語の「まだ」は、すべてstillになるわけではありません。

「まだ食べていません」ならI have not eaten yet.が自然です。

「まだ働いています」ならI still work.またはI am still working.が候補になります。

「まだ時間があります」ではThere is still time.がよく使われます。

まだ終わっていません。

It is not finished yet.

現在も対応しています。

We are still handling it.

それでも私は参加します。

Still, I will join.

訳す前に、継続、未完了、逆接、静止のどれを表したいか考えることが重要です。

その判断ができれば、stillを無理なく使い分けられるでしょう。

stillの意味と使い方のまとめ

最後にstillの意味と使い方をまとめます。

stillは副詞として「まだ」「今でも」を表し、過去から現在まで続く状態や行動を伝えます。

文頭では「それでも」という逆接になり、形容詞では「静かな」「動かない」、名詞では静止画などの意味も持ちます。

発音はスティルに近く、steelのように長く伸ばさないことがポイントです。

ビジネスメールでは、still working、still awaiting、still availableなどを使うと、案件が継続している状況を自然に共有できます。

ただし、相手を急かす印象にならないよう、依頼や確認には丁寧な表現を添えるとよいでしょう。

still watersは静かな水面、stillnessは静けさ、still with youは今も一緒にいることや話についていけていることを表します。

継続、未完了、逆接、静止という四つの感覚を意識すれば、stillは会話でも英作文でも使いやすい重要語になります。